特にこの世界は、盗聴器やカメラが発見されない限り、後から「ひょっとして」と気づいた時には、遅かりしで秘密やプライバシーが表面化した時に初めて気づくことになります。

 ほとんどの人は、盗聴盗撮されていても気づいていません。ただし、一度でも被害に遭ったことを知ると、今度は被害妄想的に神経質になる方が多いようです。

 普段から盗聴器や盗撮カメラの存在を意識し誰でも自由に買え、簡単に取付けられることが分かっていれば、当たり前の世界と認め、変な例えですがゴキブリや白アリを発見したような意識で『いつでもありえる事』と身近に感じておくことで、慌てず常に注意するようになるでしょう。
 
   
   
   
 
     熱海市長に「市長を辞任しろ」でないと、このテープを公表すると脅迫事件が発覚。送りつけられたテープに、69歳の女性が「視力が弱く、免許証の更新が出来ない。お知恵を拝借したい。」との電話に、市長が「ちょっと当ってみるよ」と答えている。これは、この女性と市長との電話での会話を盗聴してそれを脅迫のネタに利用したケース。もちろん逮捕された。  
 
   
   
   
 
   元○japanのT氏が語る。「週刊現代に掲載された僕の発言をあらためて検証すると、全て電話での会話だと気付きました。つまり、電話が盗聴されているとしか思えなかった。
 そのため、雑誌が出た直後に業者に依頼して調べると自宅の電話と会社の電話から盗聴器が発見されました。警視庁の捜査担当者も盗聴されていたのは間違えなく、プロの存在も浮上しました。
 
 
   
   
   
 
   ある女性が、「帰宅直後に必ず電話がある」「友達以外に話していない、電話での会話の内容をその男からの電話で質問された」「出かける前にも必ず電話がある」など間違えなくどこからか見られてる状態で、盗聴か盗撮をされているということで調査をしたところ、新聞受けの上部に電池式の盗聴器が付いていました。
結構感度の良い物で、これは、比較的近所に住むストーカーの仕業ですが、犯人は捕まっていません。
 
 
   
   
   
 
   横浜の青葉台自治会館の再建設賛成派と反対派が激しく議論される中、ある委員が相手の様子を探るのに、ある役員の自宅の電話に盗聴器を取付けて情報を入手。こともあろうに、まだ他の人が知るはずの無い情報をうっかり会議でしゃべってしまい、明るみに出ました。これは、その委員が無線マニアで多少の知識が合ったために安易な行動に走ったものです。